2023年9月2日に横浜市で開催される「関東大震災100年 ~今できること~ 過去を知り、未来に繋げよう」にて、学校法人東京女子医科大学先端生命医科学研究所(以下、東京女子医科大学先端生命医科学研究所)の取り組みである「モバイルSCOTⓇ」の車両内にて、当社のAI画像診断支援技術を展示します。
日本では災害の発生頻度が高く、広域医療搬送体制など大規模災害発生時の医療体制の課題を抱えています。また、日常においても医療従事者不足に伴う医師の負担増大や、地域医療における医師偏在なども社会問題となっており、課題解決に向けての医療体制構築は重要になっています。「モバイルSCOTⓇ」は商用第5世代移動通信方式(商用5G)を活用し、手術に必要な情報をネットワークで一元管理しているスマート治療室「SCOTⓇ」を移動式にしたもので、これらの課題解決を目指して東京女子医科大学先端生命医科学研究所が開発に取り組んでいます。さらに、「モバイルSCOTⓇ」が有する通信技術と当社のAI画像診断支援技術などを掛け合わせることで、災害発生地域や専門医が不在の地域でも、より正確でスピーディーな診断・治療の実施が期待されます。また、今後、当社と東京女子医科大学先端生命医科学研究所は「モバイルSCOTⓇ」における技術連携について協議を進めてまいります。
【イベント基本情報】
関連HP:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/shobo/2023/0726kantoudaisinsai.html
開催日:2023年9月2日(土)10:00~16:00(荒天中止)
会場:日本丸メモリアルパーク及び横浜みなと博物館
展示概要:AI画像診断支援技術
【SCOTⓇについて】
「SCOTⓇ」はSmart Cyber Operating Theaterの略で、東京女子医科大学先端生命医科学研究所が取り組んでいる「スマート治療室」です。IoTを活用して各種医療機器・設備を接続・連携させ、手術の進行や患者の状況を統合把握する「戦略デスク」の導入により、手術の精度と安全性の向上を目指します。
【商標について】
「SCOT®」は学校法人東京女子医科大学の登録商標です。
【AI画像診断支援技術について】
高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は増加の一途をたどっています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって、脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断が出来る環境の提供を目指します。
EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/
【エルピクセル株式会社について】
エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において画像解析技術、とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してまいりました。医師の診断を支援するAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬に特化した画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
【お知らせに関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net
医療従事者向け情報
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