胸部CT画像の肺野領域において、観察対象の領域(関心領域)を抽出し、その体積と最大径を測定する「EIRL Chest CT」(1)のバージョンアップを行いました。今回のバージョンアップでは、日本国内の肺がんCT検診等で使用される事が多い撮像条件であるスライス厚5mm(2)に対応しました。AI画像診断支援技術「EIRL」は、今後も医師の読影診断を支援すべく、既存製品の性能改善や機能追加を目指していきます。
■「EIRL Chest CT」について
胸部CT画像の肺野領域において、観察対象に指定した領域(関心領域)を抽出し、体積と最大径を測定。また、計測した最大径が閾値以上となった場合には、画像上に色付けして表示します。この抽出・計測・表示機能は、医師が胸部CT画像を対象に読影診断を行う際に併用することで、肺野周辺組織とCT値が異なる肺結節等の視認性向上に寄与することが期待されます。
(1)販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest CT 認証番号: 304AGBZX00037Z00
(2)日本人間ドック学会 2019年 本学会会員施設における低線量CT肺がん検診の実施状況に関する調査報告書 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ningendock/33/5/33_739/_pdf/-char/ja
【製品に関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 営業本部
TEL:03-6259-1713 Mail:eirl-cs@lpixel.net
URL:https://marketing.eirl.ai/ja/contact/
【AI画像診断支援技術について】
高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は増加の一途をたどっています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって、脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断が出来る環境の提供を目指します。
EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/
【エルピクセル株式会社について】
エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において画像解析技術、とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してまいりました。医師の診断を支援するAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬に特化した画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
【本件に関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net
医療従事者向け情報
本ページのコンテンツは医療従事者の方を対象としており、一般の方への情報提供を目的としたものではありません。