
コンセプト
患者の胸腔内の空気含有面積を計測、肺の萎縮状態を早期発見
安静状態で治癒する肺萎縮も多くありますが、特に自覚症状なく突如悪化するケースが存在します。また、重症疾患に起因する肺萎縮も存在します。
胸腔内の空気含有面積の計測をソフトウェアによって自動化することができれば、医師が患者の自覚症状の有無にかかわらず肺の萎縮状態を判断しやすくなり、起こりうる重症化を防ぐことができます。加えて、重症疾患発見の契機となりうると考えています。
ソフトウェアが自動計測することによって経過観察などの
正確性向上に寄与
実臨床では肺萎縮状態の診断において人力による計算が介入するため、操作者による個人差が発生する可能性があります。自動化することで過去画像との比較など正確性向上に寄与すると考えています。
主な特長胸腔内の空気含有領域の
抽出と面積を計測


X線画像情報から、胸腔内における空気含有領域の面積の計測を行います。
また、関心領域(胸腔内における空気含有領域)をセグメンテーション表示します。
解析結果事例
基本情報
販売名 | 医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest Metry |
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製造販売認証番号 | 302AGBZX00101000 |
添付文書 | 詳細をみる(PMDAサイトへ遷移します) |
DICOM適合性宣言書 | 詳細をみる |
撮像条件
モダリティ | CRもしくはDX |
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撮像条件 | 胸部PAもしくはAP、1,024 x 1,024pixel以上 |
連携実績
PACS | 富士フィルム、NOBORI、キヤノンメディカルシステムズ、フィリップス、PSPなど |
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DICOMビューワー | EIRL Viewer(製造販売認証番号:303AGBZX00046000) |
EIRL Viewer添付文書 | 詳細をみる(PMDAサイトへ遷移します) |
DICOM適合性宣言書 | 詳細をみる(別ウィンドウで開きます) |
よくある質問
一画像当たりの計測速度はどのくらいですか?
PACSまたはモダリティーから画像を受信してから60秒以内に計測結果をPACS側へ返信します。PACS側でのStorageが完了次第、各端末上で参照できるようになります。
デモは可能か?
オンラインのデモを開発中です。リリースできましたらご連絡いたします。