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kaggleコンペティション「RSNA Intracranial Aneurysm Detection」にて、エルピクセルのエンジニアがGoldメダルを獲得

2025/10/23 ニュース

エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:鎌田 富久、以下「エルピクセル」)に所属するAIエンジニアチームは、世界最大級のデータサイエンスコンペティションプラットフォーム「kaggle(カグル)」が開催した「RSNA Intracranial Aneurysm Detection」において、Gold Medal(第3位)を獲得いたしました。
本コンペティションは、RSNA(Radiological Society of North America/北米放射線学会)が主催し、頭蓋内動脈瘤(Intracranial Aneurysm)の自動検出をテーマに実施されたものです。医療画像(CT、MRI画像)から血管部位ごとに脳動脈瘤の有無を分類するAIモデルの性能を競い、世界中から多数のデータサイエンティストおよび研究チームが参加しました。
エルピクセルのエンジニアらによるチーム(研究開発本部に所属する田本 涼、齊藤 奈美、長尾 大、河合宏紀、東京大学に所属する山岸 陽助)は、医療画像解析分野で培ってきた知見と独自のAI技術を活かし、異常構造の微細な特徴を高感度に捉えるアプローチを開発。高い精度と再現性を両立させた結果、参加した1,147チーム中3位の成績でGoldメダルを獲得いたしました。

 

Leaderbord(ランキング表):
https://www.kaggle.com/competitions/rsna-intracranial-aneurysm-detection/leaderboard

 

【受賞者代表コメント】

本コンペティションは、当社の事業領域に密接に関連するテーマであったことから、社内で参加者を募りチームとして参加しました。3次元画像の中から脳動脈瘤が存在する局所領域を認識させる必要があったため、まず候補となる領域に視野を絞り込み、その後に脳動脈瘤を認識させるという、モデルが学習しやすい多段的なパイプラインを構築して対応しました。また、社内の計算リソースを活用して集中的に実験を進められたことが、今回の上位入賞につながったと考えています。今回得られた知見を、今後の当社開発へ還元してまいります。

エルピクセル株式会社 研究開発本部 田本 涼

 

【RSNA Intracranial Aneurysm Detection について】
RSNA(北米放射線学会)が主催する医用画像AIコンペティションで2017年から実施されています。本コンペティションは、医療AIの臨床応用を促進する国際的な取り組みとして知られています。
URL:https://www.kaggle.com/competitions/rsna-intracranial-aneurysm-detection/leaderboard

 

【エルピクセル株式会社について】
エルピクセル株式会社は「医療AIですべての人に健康な未来を」を掲げ、医療AIの研究開発と社会実装を推進しています。画像診断支援AI「EIRL(エイル)」、創薬・アカデミア向け画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を中心に、医療現場の課題解決に取り組んでいます。
・コーポレートサイト:https://lpixel.net/
・製品サイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/

 

【本件に関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 広報室
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net